

腰痛 伊勢崎市 国際整体療術院
患者様の声
腰痛症
なんの原因もなく発生する腰痛は、40歳以上、特に40歳代後半から50歳代にかけて最も多く、より若い人たちにも誘引なく起こる腰痛はありますが、たいていはギックリ腰やスポーツなどでの外傷が関係しているものが 多いと思われます。
原因不明の腰痛
腰痛症は、主に40歳以上にみられますが、原因はすべて仙腸関節の機能異常と考えていいと思われます。
前後屈での痛みが多く、側屈では伸展側に痛みが多い。屈曲側の痛みは比較的少ない。 この側屈テストは、患側の決定に有効です。
両側の仙腸関節の機能異常も多く、実際には、仙骨という1つの骨の両側に関節が存在するので、両側の機能異常を常に考慮します。
再発予防
40歳以上の腰痛症は、再発することが多いのは、
老化に伴って、靭帯の硬化が起こり、仙腸関節の動きを制限し、機能異常を誘発すると思われます。
再発予防は、40分間の連続歩行が最も有効と思われますが、体幹の前後屈運動を中心に柔軟体操も有効と思われます。
誘因の中で多いのは、ア・長時間の一定姿勢の保持。イ・疲労 。ウ・前屈姿勢での重量物の持ち上げ。
腹筋や背筋の筋力は仙腸関節の機能異常には直接関係しないと思われますが、子供を抱くなどでは。全身の筋力の増大が必要となります。
筋 筋膜性の腰痛
筋および筋膜には慢性の痛みは原発せず、関節の機能異常の関連痛がこの場所に現れます。
それゆえ、筋 筋膜性の腰痛はすべて松下式骨矯正法が著効を示します。
なお、激しい運動の後に起こる筋肉痛も松下式骨盤矯正が著効を示します。
腰部捻挫(ぎっくり腰)
いわゆる「ぎっくり腰」で代表される腰部捻挫は、重量物を持ち上げたとき、スポーツで急に体をひねたときなどに起こります。
ぎっくり腰のほとんどは仙腸関節の捻挫で、ごく少数に椎間板ヘルニアがあり、高齢者では圧迫骨折も考慮されなければならないでしょう。
腰部捻挫は、靭帯の断裂を伴った捻挫ではなく、ほとんど靭帯が損傷されない捻挫と考えられます。
急性期では、施術に先立って椎間板ヘルニアとの鑑別が重要となります。
神経根の干渉症状があれば鑑別は容易ですが、一般には痛みだけで、干渉症状を伴わないことが多いです。
1・初発のぎっくり腰では、下肢痛を伴わなく、椎間板ヘルニアでは下肢痛を認める。
再発例では、下肢痛はあっても、神経根の症状でないことが多い。
2・ぎっくり腰の後2~3時間たって徐々に痛みが増強し歩行困難をきたすような場合は仙腸関節捻挫と考えられる。
3・ラセーグテスト(下肢進展テスト・SLR)では、仙腸関節捻挫では制限されることがまれで、椎間板ヘルニアでは高度に制限される。
坐骨神経痛
脚部後面の痛みは、坐骨神経痛と言われることが多いと思います。
下肢の痛みでは、大腿前面、側面の痛みもありますが、これは坐骨神経痛と呼ばれるものではありません。
このような、下肢の痛みやシビレは神経根および坐骨神経自体の痛みであることはまれで、ほとんど仙腸関節機能異常の関連痛です。
産前、産後の腰痛
妊娠中、出産後の腰痛では、妊娠中に比べて、出産後の腰痛のほうが多いと思われますが、いずれの痛みも仙腸関節機能異常が原因であると思われ、松下式骨盤矯正が有効です。
妊娠中は、とくに後期に腰痛が起きやすいのですが、これは腹部の重量を支えるために腰部を一定の姿勢に保つことにより、仙腸関節にストレスが加わり痛みが出ると思われます。
出産直後の腰痛は、激痛を訴えることが多く、出産時の仙腸関節捻挫の症状で、松下式骨盤調整法で調整を行います。
他の出産後の腰痛は、産後1か月間に出るもので、仙腸関節の靭帯が出産により伸張され、ゆるんだことで仙腸関節機能異常おこったことが原因だと思われます。
この場合、腰痛がほとんどなく、首の痛み、肩、腕の脱力感、頭痛など、上半身の症状が多く現れることもあります。
調整は、すべて松下式骨盤調整法が著効を示し、再発も少ないですが、特に靭帯及び仙腸関節が妊娠前の状態にかえるまでの6週間は再発しやすいようです。
以下、執筆中

