不妊症
不妊症について
開業以来、不妊症で来院される方は多数おられ、効果を保証するわけではありませんが、これまで、多くの方の初受胎の喜びのお手伝いをさせていただきました。
結婚以来、3年間とか5年間妊娠せず、たまたま腰痛で来院され、骨盤調整をしながら、骨盤調整は、不妊にも効果が期待できますよ等、お話をさせていただくことがあります。
施術後それほど立たないうちに、妊娠しましたとの報告を受けた患者さんが、今までに数多くいます。
効果を保証するわけではありませんが、不妊治療の手助けとして、お役に立てることもあると思いますので、どんなことでもご相談ください。
以下は、院長が若いころ5年間師事した、身体均整法の最古参の黒川静雄先生の師匠で、身体均整法の創始者亀井進師範の講義録の身体均整法講義録、生殖器講座より抜粋させていただいたものです。
不妊は、性交器の運動リズムを錯乱させる性器の位置異常がもたらすものであって、黄体ホルモンの不足は性交器の律動的運動が乱れた結果的状態にすぎないものである。我々は、かかる所見に基づき、46才までの来所者の90%に初受胎の喜びを与えている。かかる体験によって上記のごとき提言をするわけである。
不妊症は形態の問題として扱うほうが妥当である。
不妊の場合は、膣円蓋(図11)が浅く、骨盤底部が貧弱で、かつ子宮頸が膣内において低い位置にある。かかる状態は、子宮の位置異常と卵管に障害があることを表している姿であり、全腹圧が上腹部に転移することを表現しているものである。このような形態のもとでは、受胎できないのは当然であろう。
すなわち、妊娠と不妊の問題に関する重要な事柄は、精液の膣内貯留ということである。…中略…貯留する量が多いほど、精子の運動している時間も長いのであるから、受胎率も高いのである。…中略…不妊症は骨盤の姿勢を正しい収縮状態にすることがポイントである。
以下、詳しい調整方法の講義に続きますが、調整の専門的なことなので以下略とさせていただきます。(身体均整法講義録、生殖器講座より抜粋)
院長も若いころは、この技術を使って不妊の調整をしていた時期もあるのですが、松下式骨盤調整法が確立されてからは、骨盤調整だけで事が済んでしまうので、個別の刺激調整は入れなくなりました。
効能効果を保証するものではないのですが、お力になれることもあるかもしれませんので、どんなことでも、是非一度度相談ください。