身体のバランスと病気について

 

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朝顔

 

 

 

 患者様の声 

投稿日
2016/08/07

 勉強になりました。

骨盤がいかに大事か、分かりやすく説明してくれました。自分で出来ることも具体的に教えてくれて、勉強になります。

先生にしか出来ないこと、自分で出来ること、上手く組み合わせて、良い身体を作って行きたいです。
とてもビックリしたのは、施術を終えた翌日、左の肩にバックを掛けても落ちてこなかったことかな(笑)

 

 

 

身体のバランスと病気について
(身体均整法の黒川瀞雄先生から、以前教えていただいた事柄です。)

 

新しく来院される方々から、次の様な訴えが最近特に多くなりました。

 

「どうも体の調子が悪いので、病院で精密検査を受けましたが、どこも悪くないといわれました。」
「しかし、自分では、胃が重苦しい・肩がこる・背中が痛苦しい・腰が痛い・目がかすんだり雲がかかった様で視力も落ち、うっとうしい等々。」
「いろいろの症状が自覚されるので仕方なく、アンマ・マッサージ・指圧・ハリ・灸・カイロプラクティック等やってみたがどうも思わしくない。」
説明-精密検査をして、どこも悪くないと言われるのは、機能障害であって病気ではないのです。体のバランスがくずれてこの様な症状を出しているのです。)

 

そうこう悩んでいる時、国際整体療術院で施術を受けた方から話をきいて、施術を受けたら全然痛くないし、「体のバランスをとるとその様な症状は消えるものです」と説明され、事実,楽になったということです。

 

 体のバランスがくずれて、体の苦痛をそのままにしておくと、それが器質障害に移行して病気になります。その苦痛をとってくれるところが、余りにも少ないので、それについてお話をさせていただきます。

 

国際整体療術院で行う検査は、症状によっていろいろあるのですが、「身体のバランスと病気について」の検査の第一は、骨盤・肩甲骨・耳等の上下・前後等の左右差や背骨のくるいです。

 

均整

 

一例を挙げてみると、図のように、骨盤の右が高いと、大便・小便・月経等体の中から外に出さなければならないものが出にくくなって、便秘とか月経痛になり、老廃物が血液中に再吸収されて、肝臓・腎臓・膀胱等の働き が衰えて、それらの臓器の背中に、重苦しい、ふくれた硬いものができてきたり、生理期間も長くなります。反対に、右が下がると下痢がちで、大便の回数が多く、月経も量が多くて期間も短くなります。
                    
 右肩が図のように下がったり、外に開いたりすると、肝臓を圧迫するだけでなく、目の機能障害をおこして、かすんだり、視力が衰えたりして、手にも影響し、
肩こりの原因にもなるばかりでなく、肋骨も歪んできます。

 

耳が左右の高さが違ったり、片方が前に出たりすると、頭がゆがみ、脳に影響して、首から上の目・耳・鼻・口等に異状をおこします。以上の様な狂いから、当然背骨も曲がります。

 

チューリップ

 

自分でためしてみるとよくわかります。即ち、両手が背中に最もとどき易い腰の骨にあてて、頭を右に、又は左にたおしたりまわしたり、肩をあげたりさげたり、骨盤の右又は左をあげたりさげたりしてみると腰の骨が動くのが手に感じ取れます。

 

骨盤や肋骨・頭骨は臓器や脳の容物であり、又それらを保護しています。その容物がゆがむとその中に入っている臓器や脳もゆがみ、その物本来の働きをしなくなったり、逆に働きすぎてオーバーヒートをし、痛い・しびれる・重苦しい等の症状を示すだけでなく、これらの原因で背骨がくるうと、脊髄神経が圧迫され、その抹消に異状をおこします。

 

痛い・しびれる等は体の手入れをしなければならない警告現象で、これを長期間放置すると、遂には器質的疾患即ち病気になります。
 
当院では、体のバランスが乱れているのを整えるために特殊な技術を使いますが、どんな技を使ったらよいか、又その技が効いたかどうか調べるのに第二の検査として、

 

ひまわり

 

(1)手を万歳させてみると、片方の肘が曲がっていたり、上にあがらなかったりします。
(2)両膝を立てて一緒にお腹の方に曲げてみると、片方だけ曲がらなかったり、外に倒れたりします。
(3)片方の膝を曲げて、外踝を他方の膝の上にのせてみると、水平までおりるべきなのに、おりにくいものやおりすぎるものがあります。
(4) 次に伏臥にして、両足を揃えて曲げ、踵をお尻の方につけてみると、両足がつきにくいもの、片足だけつきにくいもの、片足が外側に倒れるもの等が
              あります。
家庭でも前に書いたような体のゆがみとこの検査をしてみるとよくわかると思います。

 

 ポキッと音がする矯正はあまりやらずに、関連した筋肉、靭帯、等を動かす事により、骨が正常な位置に戻るという技術で、バランスをとって行きます。

 

 皮膚の下にはクモ状組織体というものがあって、強く押し又はもむと、その組織体がパーと散って、皮膚の熱を奪うので、スーとして気持ちはよいが、又すぐに散ってのが戻って、小さなツブツブになり、それを繰り返すと、そのツブが段々に大きくなって、いわゆる「こり」という形になり、強い刺戟でないときかなくなります。これが刺戟中毒というものです。

 

観葉植物

 

体のバランスをととのえると、病気や細菌に対する抵抗力が強くなり、自然治癒力(自然良能力とも言う。これは自分の体の悪いところは自分の力で治すことをいう)が高くなり、血圧の高低・動脈と静脈・赤血球と白血球、ホルモン等体の中までバランスがととのいます。

 

健康な方は病気をしないためにいつも元気で働けるように、又、施術を受けて回復された方も、一度こわれたところは弱いから又二度と悪くならないで大丈夫で働けるように「ころばぬ先のつえ」の如く定期的に体のバランスをととのえるために御来院されます様におすすめいたします。

 

 

 

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